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    値幅制限について リファインバース事例

    株式投資
    08 /25 2020
    市場に身を置いている者として非常に恥ずかしい話ですが、値幅制限のルールに改訂があった事を今日まで全く知りませんでしたな話。

    2020/8/2までは、ストップ高・安が3日間続くと翌営業日から値幅制限が2倍になるというルールでした。
    それが2020/6/30に東証からこのルールの改定案が示され、2020/8/3からはストップ高・安が2日間続いた場合は、翌目の値幅制限を4倍にするという変更がなされていたようです。

    気付いたきっかけは、twitterでリファインバースが話題に上がっているのを見て、その様子を見てみたら「あれ?おかしくない?」となった事から。
    ↓これですね。一時は+100%だったんですね。
    リファインバース事例1

    ルール改定を知らなかった私は、ぱっと見「TOBとかで上場廃止かな」と思いました。
    ※上場廃止銘柄は値幅制限が無くなる事もあるため。

    ちなみに直前の営業日までの出来高はこんな感じでした。
    リファインバース事例2

    いやはや1営業日で2バガーとは…。
    市場の夢が広がりましたね。

    ちなみにリファインバースの株価がここまで上がった理由ですが、2020/8/20に発表された三菱ケミカル株式会社への第三者割当による新株発行です。
    ようするに資本業務提携。

    8/17発表の直前の決算はこの通りです。
    良く分からないセクターなのでアレですけど、冴えてる感じはしない。

    三菱ケミカルに割り当てらる株式数は250,000株。
    これは2020/6/30における発行済株式総数3,049,950株の8.20%にあたります。

    リファインバースの時価総額は8/25時点で既に60億超え。でも時価総額的にはせいぜい50億がいいとこではないでしょうか?
    三菱ケミカルが総合化学首位である事と、三菱ケミカルが将来にわたって持ち株比率を上げていくというような話なら、リファインバースの価値は今後さらに大きくなっていくと見積もってもいいかもですが、現時点で100億を超えていくほどの価値が果たしてあるのか?
    もちろんこの資本提携が今後、どのような展開を迎えていくかはわかりませんが、これから投資するならばその当たりも含めて検討したほうが良さそうに思います。

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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。