どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役 福本清三
ノンフィクション本
タイトル:どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三
出版社:集英社
著者:福本清三、小田豊二(聞き書き)
レーベル:集英社文庫
ジャンル:ドキュメント・ノンフィクション
全1巻。
内容:恥ずかしがり屋の少年が、15歳で京都撮影所へ。運動神経に恵まれた彼は、時代劇の華やかな立ち回りを盛り上げる斬られ役として、有名監督や銀幕のスターたちの目に留まるようになる―。以来43年、セリフはもちろん、台本がないのが当たり前の、斬られ斬られて2万回の大部屋生活。東映時代劇映画の盛衰とともに歩んだ男が語る、笑いあり涙ありの役者人生。 (背表紙より)
感想:「お恥ずかしい」が口癖の非常に謙虚な福本さんの人柄がよくわかる一冊です。私は福本さんのファンと言うには、あまりにも”ニワカ”ですが、福本さんの考えや思い、特に”大部屋俳優としての心得”は一般社会にも当てはまりタメになる事も多く、本当に購入して良かったと思います。
主に、語られる内容は、時代劇や映画の全盛期のお話。現代のTVでの時代劇(暴れん坊将軍
他にも北大路欣也さんや、”錦兄”こと中村錦之介さんとの話や、互いにフクちゃん、拓ぼんと呼び合っていた親友・川谷拓三さんとの思い出話。他にも深作欣二監督との思い出などが語られています。
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