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    おもいでエマノン 地球上に生命が誕生してから今までの40億年全ての記憶を引き継ぐ少女の物語。

    徳間書店コミックス
    07 /18 2013
    おもいでエマノン (リュウコミックススペシャル)

    タイトルおもいでエマノン
    出版社徳間書店
    著者鶴田謙二(代表作:「The Spirit of Wonder」、「エマノン」シリーズ)
    原作梶尾真治(代表作:「エマノン」シリーズ、「ヌークリアス・ファミリイ」シリーズ)
    ジャンルSF
    掲載誌コミックリュウ
    全1巻。

    内容:ながい髪に、印象的な瞳とそばかす。ジーンズをはき、E・Nとイニシャルを縫いこれまたナップザックをかかえた少女。
    彼女の名前はエマノン。見た目は普通の少女だが、四十億年分の記憶とともに生き続ける存在である。
    そんな彼女の身体の中には、『地球』とおなじだけの喜びや悲しみが積み重なっていた。

    感想:ナップザック一つ抱えて、タバコをくわえ、放浪するどこにでもいそうな少女。
    だけど彼女には恐ろしいほどの記憶があって…と言ったSFな内容なんですが、ストーリーは、基本的に淡々とエマノンの日常を綴った物です。

    設定がいかされてないじゃないかって? 違うんです。
    「どうしてそんな記憶を持っているのか?」、「どうやって記憶を維持しているのか?」と言った疑問にもスポットを当てた話もでてきます。

    ですが、そんな設定うんぬんよりも、梶尾真治が生み出した神秘性を、鶴田謙二が見事にビジュアル化している事こそが、このマンガの素晴らしいところ。

    読めば、そのビジュアルのきれいさと神秘性に引き込まれること請け合いです。



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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。