宇宙家族カールビンソン とっても変わった家族の楽しい日常♪
徳間書店コミックス
タイトル:宇宙家族カールビンソン
出版社:講談社
著者:あさりよしとお(代表作:「宇宙家族カールビンソン
ジャンル:SF・コメディ
掲載誌:少年キャプテン
通常版 全13巻。(徳間書店刊)
完全版 全11巻。(講談社刊)
文庫版 全6巻。(講談社刊)
内容:宇宙暦昭和47年、宇宙を旅する異星人の旅一座の宇宙船が、未知の宇宙船と衝突事故を起こしてしまう。
大破して惑星アニカに墜落した未知の船の救助に向かった一行だが、生き残っていたのは両親の犠牲により生き延びた赤ん坊ただひとりだった。
宇宙船は大破したせいでどこの星の船かわからず、困った彼らはその子の母星からの救助が来るまで惑星アニカに留まり、その子の家族を演じて成長を見守る事にする。
そして4年の歳月が流れ、赤ん坊はコロナと名付けられ、元気に成長を遂げていた。
ロボットにしか見えない“おとうさん”、全身が紫の毛むくじゃらの巨大ネズミ“おかあさん”、ペットのリス(?)の“ターくん”と共に今日もコロナの楽しい日常が始まる!!
感想:たった一人の子供のために、旅一座が惑星まるまる一つを舞台とし、驚異の家族構成で救助が来るまで、コロナを母星(地球)の習慣に則って育て、救助が来た時にすぐに社会復帰できるようにしようと試みます。
ですが、宇宙船からサルベージした破損データを元に地球の風習を再現しているため、色々と間違いもあって…。
間違いに気づかず、そのまま進むこともあるけれど、順調に成長していくコロナとそれを見守る元旅一座の面々と、惑星の原住生物達、ほかの惑星からの移住者たちと多くの人々が集まってきて。
気づけば、彼ら家族の住む町には住人も増え、一つの大きな“家族”に…。
と、いう心温まる内容の日常モノなんですけど、キャラクターがどいつもこいつも濃ゆすぎるので、ひたすらコメディ要素が全面に押出されてしまっています。内容よりもキャラクターインパクトに目が行きがちな日常マンガですが、それがいい味出してて面白いのです。
ファンもいる人気作なんですけど、掲載誌に恵まれず漂流し続け、未完のまま完結扱いで、完全版が出ることになった作品でもあります。(読んだ人の中には、完全版の最終話にいろいろ言いたい事もあると思いますが、あくまで日常系マンガなので、あのラストでも全然いいと私は思います。)
でも一応、未完扱いのため、「いつか続きが読めたらいいな~」と思っていたら、アフタヌーン(講談社刊)にて、登場人物の設定を一部変更したパラレルワールド設定で再スタート!
嬉しかったですね~。「やった!また読める」と思いきや、どうゆう事情か「るくるく
」連載のために突如休載に!
それから幾年月……あの~~「るくるく
」終わって大分経ちますけど、再開はいつですか?
あさりよしとお先生!講談社さん!再開お待ちしておりますよ~~~!!
ですが、宇宙船からサルベージした破損データを元に地球の風習を再現しているため、色々と間違いもあって…。
間違いに気づかず、そのまま進むこともあるけれど、順調に成長していくコロナとそれを見守る元旅一座の面々と、惑星の原住生物達、ほかの惑星からの移住者たちと多くの人々が集まってきて。
気づけば、彼ら家族の住む町には住人も増え、一つの大きな“家族”に…。
と、いう心温まる内容の日常モノなんですけど、キャラクターがどいつもこいつも濃ゆすぎるので、ひたすらコメディ要素が全面に押出されてしまっています。内容よりもキャラクターインパクトに目が行きがちな日常マンガですが、それがいい味出してて面白いのです。
ファンもいる人気作なんですけど、掲載誌に恵まれず漂流し続け、未完のまま完結扱いで、完全版が出ることになった作品でもあります。(読んだ人の中には、完全版の最終話にいろいろ言いたい事もあると思いますが、あくまで日常系マンガなので、あのラストでも全然いいと私は思います。)
でも一応、未完扱いのため、「いつか続きが読めたらいいな~」と思っていたら、アフタヌーン(講談社刊)にて、登場人物の設定を一部変更したパラレルワールド設定で再スタート!
嬉しかったですね~。「やった!また読める」と思いきや、どうゆう事情か「るくるく
それから幾年月……あの~~「るくるく
あさりよしとお先生!講談社さん!再開お待ちしておりますよ~~~!!
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コメント
読んでました
僕は映画屋のジョン(フルネームがジョン・カーペンターでしたよね(^_^;))と原住民族のジッソー(これは実相寺昭雄監督がモデル(?)でしたね)くんが好きでした。サブタイトルがアニメ/特撮番組の細かいパロディなのも気が利いてるなあって思ったです。
久々に読み返してみたくなったんでもう一回押し入れさがしてみようかな(ーー;)。
2012-12-20 20:10 しろくろShow URL 編集
Re: 読んでました
> 僕は映画屋のジョン(フルネームがジョン・カーペンターでしたよね(^_^;))と原住民族のジッソー(これは実相寺昭雄監督がモデル(?)でしたね)くんが好きでした。サブタイトルがアニメ/特撮番組の細かいパロディなのも気が利いてるなあって思ったです。
映画や特撮ネタは本当に豊富で面白かったですね(^^)
ジッソーくんは、現地のTV放送を自分たちで行う回のアングルへのこだわりがツボでした。
ダイヤル電話越しにニュースキャスターを撮るとは(笑)
しかし、原住物はあの扱いでしたから、元ネタになった方々の関係各所から苦情はこなかったのかな~と思わなくもありませんでした。ひょっとしてコレが原因で連載再開しないのかな?
2012-12-21 13:04 無様な愚か者 URL 編集