おちおち死んでられまへん 斬られ役ハリウッドへ行く ハリウッド版時代劇の裏話が語られている事実本
ノンフィクション本
「そんなアホな」が口癖の斬られ役、ハリウッドへ!
タイトル:おちおち死んでられまへん 斬られ役ハリウッドへ行く
出版社:集英社
著者:福本清三、小田豊二(聞き書き)
レーベル:集英社文庫
ジャンル:ドキュメント・ノンフィクション
全1巻。
内容:東映時代劇で斬られ続けて45年。
まもなく東映の定年を迎えようとしていた福本清三のもとに、突然ハリウッドから『ラストサムライ 』の出演オファーが届いた!
役柄は主演のトム・クルーズの監視役「サイレント・サムライ」。
そこで福本清三が目の当たりにした驚きのハリウッド体験、永年の役者人生を支え続けた妻との愛情秘話、定年後の人生……日本一の斬られ役・福本清三の、涙と笑いのドキュメント第2弾!
感想:語られる内容は、ラストサムライ に関する事だらけで清三さんがその目で見てきたハリウッドで日本人俳優が成功しない訳や、いかに渡辺謙がその事で撮影に苦労していたかや、日本映画とハリウッドの手法の違い。トム・クルーズの人柄など。
他にも、撮影の行われるニュージーランドでは、映画会社が町を丸ごと借り上げ、その町の住人に交渉し撮影期間中、家を貸してくれと頼み、その撮影期間中はアメリカのホテルに住人を移すというスケールのでかさを目の当たりにした事。その結果、清三さんが住むことになったのは一軒家だったというから驚きです。
また、撮影中に定年を迎え、このラストサムライ の撮影が終わった後の生活が心配だったこと。
だけど、定年を迎える誕生日の日、ラストサムライ の出演者やスタッフ全員が祝ってくれた事が嬉しかったと語る清三さんは本当に嬉しそうでした。
もちろん、ラストサムライ に出演する事になった経緯や秘密も明かされています。
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