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    まんがかぞく 一家4人全員マンガ家! 大島永遠のノンフィクション・エッセイ!

    双葉社コミックス
    05 /28 2013
    まんがかぞく 一家4人全員漫画家(1) (アクションコミックス)

    タイトルまんがかぞく
    出版社双葉社
    著者大島永遠(代表作:「女子高生 GIRLS-HIGH」、「同棲レシピ」、「メルカノ。」)
    ジャンルエッセイ
    掲載誌漫画アクション
    全2巻。

    内容:父は漫画家の大島やすいち、母は漫画家の川島れいこ。妹はこれまた漫画家の三島弥生
    漫画家ばかりを家族に持ち、自身も漫画家となった大島永遠
    「女子高生 GIRLS-HI」でお馴染みの大島永遠が、当の家族にも内緒で企画を進行し、長年温めていた構想を連載までこぎつかせた意欲作。
    漫画家へ進んだきっかけや、家族のエピソード(特に両親のなれそめは必見!)や、作者自身のエピソード(「女子高生 GIRLS-HI」にちなんだエピソードも!)
    果ては漫画家になる人に向けてのちょっとしたアドバイスまで。

    大島永遠初のノンフィクション・エッセイ!!

    感想:特におもしろかったのが、大島やすいちと、川島れいこの馴れ初め。そして、三島弥生の意外な漫画家デビューの理由などが描かれています。

    「女子高生 GIRLS-HI」を読んで以来の大島永遠ファンとしては、もちろん「「女子高生 GIRLS-HI」」の連載経緯と連載中の出来事も読んでて面白かったです。
    ジャンルとしては、ノンフィクション・エッセイですが、そこは大島永遠。コメディ色も強めです。とは言っても、さすがに荒川弘 の「百姓貴族」ほどのコメディ色はありませんし、どちらかと言うとシリアスです。

    大島永遠の家族への思いが伝わってくる温かい作品でした。

    つぶらら クールビューティの素顔は熱狂的アイドルファン!?

    双葉社コミックス
    02 /06 2013
    つぶらら (1) (アクションコミックス)

    タイトルつぶらら
    出版社双葉社
    著者山名沢湖(代表作:「つぶらら」、「委員長お手をどうぞ」)
    ジャンルアイドルコメディ
    掲載誌コミックハイ!
    全4巻。

    内容:高校に入学して1ヶ月、いまだクラスになじめずにいる鈴置つぶら
    そんなつぶらが唯一楽しみにしているのが夕方に放送しているアイドルグループ「キャラメル☆エンジェル」の番組「夕日に☆キャラメル」を見ること。
    彼女は何を隠そうキャラメル☆エンジェルの熱狂的ファン。ファンとして熱いハートを持つ彼女だが、クラスメイトはそんなことはつゆ知らず、口下手なつぶらをクールなキャラクターだと絶賛勘違い中。

    長身とその外見ゆえ、その気がなくても目立ってしまうつぶらは体育祭でのトラブルも美談となり新聞の記事になってしまい、それを見た地元の芸能プロダクションからスカウトされてしまう。
    少しでもキャラメル☆エンジェルに近付きたいと思っていたつぶらはそれを承諾し、打倒キャラメル☆エンジェルを掲げる、幼少時から地道に実績を重ねてきたアイドルの卵にして寿司屋の娘・辻村つららと共にローカルアイドル「つぶらら」として活動していく事に。

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    走馬灯株式会社 そこは人生を振り返れる不思議な会社。

    双葉社コミックス
    12 /05 2012
    走馬灯株式会社(1) (アクションコミックス)

    タイトル走馬灯株式会社
    出版社双葉社
    著者菅原敬太(代表作:「走馬灯株式会社」)
    ジャンルSF群像劇
    掲載誌漫画アクション
    1巻以下続刊。

    内容走馬灯株式会社。それは、自分の視点で記録された人生を観ることができる、不思議な会社。妻と子を失った男性、集団自殺希望の若者3人組、様々な人々が迷いこみ、ミステリアスな走馬灯株式会社主任の肩書を持つ女性・神沼に案内され、人生の記録されたディスクを観始めると、そこには、自分が生まれた瞬間から現在までが記録されており、中には今まで知らなかった過去の真実、心の奥底にしまいこんだはずの秘密が…。
    全てを観た後、彼らは…。

    感想:基本は、前編と後編の二部構成。内容はサスペンスオチが多いけど、その回ごとに、ハートフルなものであったり、ホラーであったりと様々。
    澄川という探偵が出てくるまでは、ストーリーに連続性がありませんが、とある事がきっかけでこの澄川が走馬灯株式会社の実態を調べようとしるため、時たまこの澄川が登場する回があり、徐々に走馬灯株式会社の謎が明かされ行くという構成になっているようです。
    時には時間の流れすら踏み越える超常現象を発揮する走馬灯株式会社の謎が明かされるそのとき、どんな結末が待っているのか楽しみな作品です。
    また、ある種の共通点を持ったマンガとして「イキガミ」があります。
    それは、“衝撃の事実を突きつけられた人間がその後どう行動するか?”を描いた作品であるという点です。


    女子高生 GIRLS-HIGH 『女の花園』女子高の女子高生のおバカな実態を描いた傑作コメディ!

    双葉社コミックス
    11 /28 2012
    女子高生

    タイトル女子高生 GIRLS-HIGH
    出版社双葉社
    著者大島永遠(代表作:「女子高生 GIRLS-HIGH」、「同棲レシピ」、「メルカノ。」)
    ジャンルコメディ
    掲載誌:Weekly漫画アクション→COMIC HIGH→コミックハイ!
    全9巻。

    内容:高橋絵里子は、中学校からの親友の鈴木由真、佐藤綾乃と一緒に「私立山咲女子学園富士高等学校(通称「咲女」)」に入学。
    女子校に対して夢と憧れを抱いていたが、入学前に学校へ侵入した際、汚れた部室、だらしない上級生、男に免疫が無くなったため同性愛に走る女、下ネタ丸出しの生活態度といった、由真曰く「カッコつける相手がいなければ女は落ちるところまで落ちる」という女子校の実態を叩き付けられる。

    「自分はスタイリッシュな理想の女子高生になってみせる!」と固く決意する絵里子だが、結局は女子校に染まっていき…。

    感想:香田あかりのキャラが立ちすぎて困るマンガ。「エアマスター」で言う崎山香織のように一度読んだら、中々忘れられないキャラです。
    作者の女子高時代の経験を元に書かれているため、現在の女子高生とは生態に違いがあると思いますが、とにかく笑えます。香田以外も濃いキャラばかりです。こんな女子高生が見れるのは、このマンガだけでしょう。
    登場人物(教師などは続投)を一新し、絵里子達の破天荒ッぷりが語り継がれている数年後の咲女を舞台とした「女子高生Girls-Live」という続編がありますが、そちらは滅茶苦茶パワーダウンしてます。
    読むなら断然「女子高生 GIRLS-HIGH」がオススメです。

    追記アニメ化されています。

    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。