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    憐 Ren 久々に訪れた教室には見知らぬ少女がいて…。

    角川書店ノベル
    06 /26 2013
    憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ (角川スニーカー文庫)

    タイトル憐 Ren
    出版社角川書店
    レーベル角川スニーカー文庫
    著者水口敬文(代表作:「憐 Ren」)
    イラストシギサワカヤ
    ジャンルSF
    全4巻。

    内容:退院した鳴瀬玲人は、久しぶりに来た教室で見知らぬ少女・朝槻憐を見つける。
    転校生かと思い、他のクラスメイトに尋ねると、前からいるのに何を言っているのかと怪訝な顔をされてしまう。
    さらに彼女の謎に触れようとした時、傍にいた関係者に異変が起きるなど、それらを不可解に思った玲人は教室で憐と二人だけになった時、不気味な違和感を確信する。
    彼女は、「時の意志」という巨大なものに関係する存在であった……。

    未来から来たネガティブな少女と、前向きな現代の少年が出会った時、再び彼女の時間は動き出す…。

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    ベティ・ザ・キッド 父の仇を追う旅は、いつしか砂漠に伝わる伝説“ヘヴン”と重なり始め…。

    角川書店ノベル
    01 /22 2013
    ベティ・ザ・キッド(上) (角川スニーカー文庫)

    タイトルベティ・ザ・キッド
    出版社角川書店
    レーベル角川スニーカー文庫
    著者秋田禎信(代表作:「魔術士オーフェン」シリーズ、「エンジェル・ハウリング」)
    イラスト山田外朗
    ジャンル西部劇
    全2巻。

    内容:荒れ果てた大地と砂漠、点在するレインスポットに暮らす人々。
    その過酷な世界を戦車(メルカバ)で旅する少女がいた。名はエリザベス・スタリーヘヴン。
    素性を隠し“賞金稼ぎのキッド”として名を馳せる彼女だが、実は1年前まで銃を触れたこともなかった……。
    謎の協力者ウィリアムや不思議な能力を持つシヤマニの少女フラニー、砂漠ペンギンとともにベティは旅を続ける。
    父の仇ロングストライドを追い詰め、決着を付けるために。

    感想西部劇を題材にしたライトノベル。登場人物は秋田禎信の味がしっかりと出ており面白い。しかし残念ながら、砂漠の臨場感は伝わってきませんでした。
    ストーリーはというと、連載回数の制限が原因なのか、上巻の歩調が散歩程度の散策なら下巻はジョギングからのダッシュです。
    それくらい展開の速さが異なり、上巻を読み終えた時点では、本当に下巻で完結するのか?と心配すらしてしまいました。
    読了後の感想としては、「続きは出ないのか?」に限ります。もう少し、ベティたちと旅がしたかったです。

    ラブコメ今昔 自衛隊の使命と恋愛と…実在の人物をモデルにした短編集

    角川書店ノベル
    12 /21 2012
    ラブコメ今昔 (角川文庫)

    タイトルラブコメ今昔
    出版社角川書店
    レーベル角川文庫
    著者有川浩(代表作:「図書館戦争」、「阪急電車」)
    イラスト:徒花スクモ
    ジャンルラブコメ
    全1巻。

    内容:突っ走り系広報自衛官の女子が鬼の上官に情報開示を迫る、「奥様のナレソメ」。双方一歩もひかない攻防戦の行方は?(『ラブコメ今昔』)。
    出張中新幹線の中で釣り上げた、超かわいい年下の彼は自衛官。遠距離も恋する二人にはトキメキの促進剤。けれど…(『軍事とオタクと彼』)。
    「広報官には女たらしが向いている」と言われつつも彼女のいない政屋一尉が、仕事先で出会ったいい感じの女子。だが現場はトラブル続きで…(『広報官、走る!』)。
    旦那がかっこいいのはいいことだ。旦那がモテるのもまあまあ赦せる。しかし今度ばかりは洒落にならない事態が(『青い衝撃』)。
    よりによって上官の愛娘と恋に落ちてしまった俺。彼女への思いは真剣なのに、最後の一歩が踏み出せない(『秘め事』)。
    ラブコメ今昔」では攻めに回った元気自衛官、千尋ちゃんも自分の恋はいっこうにままならず…(『ダンディ・ライオン―またはラブコメ今昔イマドキ編』)。
    の全6編で構成された短編集!

    感想:自衛隊成分が多くて、恋愛要素がかすみ気味ですが、でもジャンルとしてはやっぱり恋愛モノです。
    なんというか有川浩の自衛隊好きが全開になった短編集ではないかと。
    自衛隊が好きな人にはお勧めですが、恋愛部分に期待して読むと肩透しを食らうと思います。
    あくまで“自衛隊の恋愛”である事を念頭に置いて手にお取りください。
    あと、「ラブコメ今昔」となっていますが、コメディ要素は感じませんでした。
    面白い所としては、「自衛隊ってそうなんだ」とあまり知ることの無い“自衛隊”について知る事ができるとこだと思います。何度か「へぇ~」と思う部分がありました。
    作者のあとがきによると取材したとの事なので、脚色はあると思いますが、ほとんど事実と考えて読んでいいと思います。

    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。