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    陽気なギャングの日常と襲撃

    祥伝社ノベル
    08 /03 2012
    陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫) 「巨人の肩に乗れば、巨人より高い景色が見える。」

    タイトル陽気なギャングの日常と襲撃
    出版社:祥伝社
    著者:伊坂幸太郎(代表作:「ゴールデンスランバー」)
    ジャンル:サスペンス

    内容:「人間嘘発見機」成瀬、「演説の達人」響野、「スリの天才」久遠、そして「正確な体内時計の持ち主」雪子。
    あの4人が帰ってきた!嘘を見抜く名人は刃物ザタの騒動に、演説の達人は「幻の女」探し、正確な体内時計を持つ女は、会社の同僚に届いた謎の招待券の真意を追う。そしてスリの天才は殴打される中年男に遭遇。奇しくも4人が巻き込まれた四つの奇妙な事件には実は繋がりがあって・・・。しかも、今回の銀行襲撃には「社長令嬢誘拐事件」がなぜか絡んでくる。

    感想:前作で好きだった彼らの日常が主体で描かれており、面白かった。愛らしい間抜けな誘拐犯達。強盗たちの私生活が覗けるのがまたいい。成瀬は響野の予想と違い頼られる上司。響野は喫茶店の店主として客の相談にのる。久遠はスリに励み、雪子は派遣社員として働いていたりと意外だったり、予想通りだったり・・・。
    各章の初めにある名言がまたいい。この記事の最初に書いてる文章もその一つで、成瀬の章の名言です。名言を楽しむために読んでもいいと思います。

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    陽気なギャングが地球を回す

    祥伝社ノベル
    08 /03 2012
    陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)   ――ロマンはどこだ?――

    タイトル陽気なギャングが地球を回す
    出版社祥伝社
    著者伊坂幸太郎(代表作:「ゴールデンスランバー」)
    ジャンル:サスペンス

    内容:「人間嘘発見機」成瀬、「演説の達人」響野、「スリの天才」久遠、そして「正確な体内時計の持ち主」雪子。この4人は「人を傷付けない」ことをポリシーとする銀行強盗団だった。その戦歴は百発百中……のはずが、思わぬところで誤算が生じ、せっかくの「売り上げ」を逃走中の別の強盗団に横取りされてしまう。そこで彼等は奪われた「売り上げ」を取り戻すべく動きだす。


    感想:普段は公務員や喫茶店のマスター、どこにでもいる青年、母子家庭の主婦といった彼らが、いざ事に移ると陽気で紳士な強盗に早変わり。文章に癖があり、読み辛く感じたけど、成瀬や響野といった各キャラクターに味があり、彼らの掛け合いをメインに楽しめました。正直、メインの売上奪還に関してはこれを無くして、日常モノにしてほしかったと思います。読んで損はないと思います。
    その願いが通じたのか彼らの日常に話を寄せた続編。陽気なギャングの日常と襲撃が出たのは嬉しかった。

    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 黎の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株式投資に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更しました。

    株式投資は長期投資(1年~5年保有)を主軸としていますが、短中期をやらないという訳でもないです。
    投資判断はファンダメンタルズ分析をメインにしてますがテクニカルもある程度は気にします。

    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。