花のあと ただ一度、竹刀を交わしただけの間柄でありあながら愛した人の死。
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タイトル:花のあと
公開:2010年
監督:中西健二
脚本:長谷川康夫、飯田健三郎
原作:藤沢周平
製作:川城和実、尾越浩文、亀山慶二、遠藤義明
ジャンル:時代劇・ラブストーリー
出演:北川景子、甲本雅裕、宮尾俊太郎、市川亀治郎、國村隼
上映時間:107分
内容:満開の桜の下で以登(北川景子)に声をかけたのは、羽賀道場の高弟・江口孫四郎(宮尾俊太郎)であった。
父・寺井甚左衛門(國村隼)に剣の手ほどきを受けた以登は、道場の二番手、三番手を破るほどの剣豪であったが、孫四郎とは未だ剣を交えたことはなかった。
わずかでも孫四郎の人柄に触れた以登は、父に孫四郎との手合わせを懇願し、手合わせすることとなる。
以登は、孫四郎に竹刀を打ち込む中で胸を焦がしている自分がいることに気がつく。
ただ一度の手合わせで以登が感じたものは、紛れもなく初めての恋心であったが、家が定めた許婚がいる以登は孫四郎への想いを断ち切る。
その数ヵ月後、孫四郎が自ら命を絶ったとの知らせを聞き、その経緯に納得ができなかった以登は、江戸から帰国した許婚・片桐才助(甲本雅裕)の手を借りて事件の真相を調べ始める。
感想:予告に引かれてストーリーが面白そうと思って見ましたが、思ったほど胸キュンする内容ではありませんでした。
恋焦がれる切なさを強く描いた作品だろうと思っていたのですが、実際には、
「必殺!
といった内容でした。
北川景子の殺陣はかなり様になっており、良かったと思います。惜しむらくは調査の過程が長すぎて、中だるみがちだったため、もう少し詰めて良かったんじゃないかと思います。
それと、以登が孫四郎を想う描写をもっと増やして、観ている人が以登に感情移入しやすくすれば、もっと良い映画になったと思います。男の私が見たから、感情移入できなかっただけかも知れませんが(笑)
もちろん全体的に面白かったですが、二度みたいと思えるほどの映画ではありませんでした。
それにしても、一青窈の歌う「花のあと」はいい歌でした。
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