タイトル:
パトリオット公開:2000年
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ロバート・ロダット
製作総指揮:ローランド・エメリッヒ、ウテ・エメリッヒ、ウィリアム・フェイ
ジャンル:
歴史・
ドラマ・
戦争出演:
メル・ギブソン、
ヒース・レジャー、ジョエリー・リチャードソン、
クリス・クーパー、チェッキー・カリョ、
ジェイソン・アイザックス 上映時間164分
内容:大陸の各州が次々とイギリスに対する独立
戦争に加わる中、ベンジャミン・マーティン(
メル・ギブソン)が暮らすサウス・カロライナ州も、開戦か恭順かの選択を迫られていた。
ベンジャミンは、フレンチ・インディアン
戦争の英雄であったが、家族を持った今は開戦に反対していた。一方でそんな父親に反発し、長男のガブリエル(
ヒース・レジャー)は大陸軍に志願して戦場へ赴き、次男のトマス(グレゴリー・スミス)も従軍を希望していた。
しかし2年後、負傷したガブリエルが伝令文を抱え帰ってくる。そこに銃声が聞こえ、家のすぐそばまで戦火が迫っている事を知る。翌朝、家のすぐそばで起きた戦いの負傷兵を米軍、英軍の区別なく手当てをする一家の元にウィリアム・ダビントン大佐(
ジェイソン・アイザックス)率いるイギリス軍が訪れ、伝令文が見つかり、ガブリエルは捕らえられてしまう。ガブリエルが連行されようとする中、何もしようとしないベンジャミンを前に、トマスはガブリエルを救おうと行動を起こし、ベンジャミンやガブリエルら家族が見ている前で、ダビントン大佐に殺されてしまう。
トマスを失った怒りから、ベンジャミンは息子である13才のネイサン(
トレヴァー・モーガン)と11才のサミュエル(
ブライアン・シャフィン)を伴いたった3人で、ガブリエルを輸送する一個小隊を奇襲。無事ガブリエルを救出する。
救出後、軍に戻ると言って聞かないガブリエルを失いたくない一心で、息子をそばで守るためベンジャミンは再び戦場へと赴く事を決意。
旧友のバーウェル大佐(
クリス・クーパー)を頼り、大陸軍に就役し、民兵を組織。イギリス軍を襲撃し始める。
その神出鬼没な戦い様から、イギリス軍からは“ゴースト”の異名で恐れられ、イギリス軍のダビントン大佐は“ゴースト”の討伐を命じられる。
ベンジャミンとダビントン大佐、二人は再び戦場で、合間見えようとしていた…。
感想:世間で
ヒース・レジャーが注目されたのは『
ブロークバック・マウンテン』(2005)ですが、この「
パトリオット」で既にその才能・演技力の片鱗がしっかり出ています。もちろん彼だけでなく、
メル・ギブソンの演技もいつも通りの安定感があり、
二人の掛け合いは本当の親子のよう。また、
メル・ギブソンの子供役を努める子供達も子供とは思えないほど、演技に表情が出ており子役の演技が素晴しい映画といえるでしょう。
もちろん大人達も実力派が揃っており、見応え十分!
メイキングも見ていて、大変面白かったです。