大人になったピーターパンの冒険譚!タイトル:
フック公開:1991年
監督:
スティーヴン・スピルバーグ脚本:ジム・V・ハート、マライア・スコッチ・マルモ
原作:J・M・バリー
製作総指揮:
音楽:ジム・V・ハート、ドディ・アルファイド
ジャンル:
ファンタジー出演:
ロビン・ウィリアムズ、
ダスティン・ホフマン、
ジュリア・ロバーツ、
ボブ・ホスキンス、
マギー・スミス、
グウィネス・パルトロー上映時間:144分
内容:40歳の弁護士であるピーター・バニング(
ロビン・ウィリアムズ)は、アメリカの企業付き弁護士で、絵にかいたような仕事人間であり、家族を省みずに仕事に熱中する為、家族からは嫌われていた。
そんな一家が妻の祖母・ウェンディ(
マギー・スミス)のいるイギリスに里帰りした晩、子供達が何者かに誘拐されてしまう。誘拐犯が残した脅迫状には、フック船長(
ダスティン・ホフマン)の名前が記してあった。
わけもわからず、途方に暮れていたピーターに祖母であるウェンディはバニングが、実はかつてピーターパンである事を告げる。
しかし、かつての記憶を完全に忘れてしまい、自分がピーターパンであった事すらも忘れてしまったピーターは、そんなバカな事があるかと、すぐには信じようとしない。
しかし、そんな時に現れた妖精・ティンカーベル(
ジュリア・ロバーツ)を目の当たりにし、さらに混乱するピーター。
ティンカーベルは、有無を言わさず、飛べなくなったピーターをシーツにくるみ、ネバーランドへ向けて飛び立つ。
かくして、ピーターはティンカーベルと共に、さらわれた子供達を救う為に、再びネバー・ランドへと向かう事になるが…。
感想:
ロビン・ウィリアムズが大人になったピーターパンを熱演しています。「
ジャック」を、観た人ならお分かりかと思いますが、大人にして子供役を完璧に演じれるほど、子供の心を忘れない彼が演じたピーターパンは、夢いっぱいでした。
他にも、ティンカーベルの
ジュリア・ロバーツ、フック船長を演じる
ダスティン・ホフマンなど豪華な俳優陣が揃っており、ストーリーを盛り上げてくれます。
手法としては、導入部分で、現代から急に
ファンタジー世界に強引に連れて行かれ、さらに“緑のあの服”に身を包んだおっさんピーターに多少、違和感を感じなくもなかったですが、そこはさすが
ファンタジー。ネーバーランドという大きな夢の世界では些細な事でした。
幼き日のまどろみを忘れ、現実に追われている大人こそ、一度は見るべきです。
幼き日のあの夢の情景が、きっとまた観れる事でしょう。