タイトル:
ムダヅモ無き改革出版社:
竹書房著者:
大和田秀樹(代表作:「
警死庁24時
」、「
ムダヅモ無き改革
」、「
ぶっちぎりCA
」)
ジャンル:
麻雀掲載誌:
近代麻雀オリジナル→
近代麻雀1巻以下続刊。
内容:沖縄での日米首脳会談後に、第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュに
麻雀を教えてほしいと頼まれた杉村タイゾー。
その流れでちょっと賭けてやってみようということになり初心者をカモにしてやろうと企んだタイゾーだったが、実はこれはすべてジュンイチローをおびき出すためのブッシュの芝居だった。
首脳会談の3日間
麻雀を打ち続け大敗したブッシュはタイゾーを人質に、第89代日本国内閣総理大臣・小泉ジュンイチローに「点F-15」という戦闘機を賭けた前代未聞のレートでリベンジを挑む。
ここにアメリカ大統領と日本国総理大臣の麻雀勝負の幕が上がる。
感想:麻雀マンガの皮を被ったギャグマンガ。政治批判・名誉棄損で作者・出版社ともにお上から訴えられてもおかしくない内容だけど、これがなかなか面白い。
作中の名言「白いほうが勝つ」の後の勝負はまさに天地創世級の闘牌と言っても過言ではありません。
このマンガに出てくる政治家連中、なんかやたらと漢気のある人物が多く、モデルとなった実在の方々とついつい比較してしまっては、ため息が出そうになるのはここだけのお話。