砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

    富士見書房コミックス
    11 /18 2012
    砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない


     あの夏の終わり
     いっしょに世界と戦い死んでいった兵士たちがいた

     その証をそっと胸に刻んであたしは大人になっていく
     あたしの魂は決して忘れない

     砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―



    タイトル砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
    出版社:富士見書房
    著者杉基イクラ(代表作:「ヴァリアンテ」「ナナマル サンバツ」)
    原作桜庭一樹(代表作:「GOSICK―ゴシック」「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」)
    ジャンル青春ミステリー
    掲載誌月刊ドラゴンエイジ
    全2巻。

    内容:とある片田舎に住む山田なぎさは、その家庭環境から「早く大人になりたい」と願い自衛官を目指す女子中学生。
    海野藻屑は、なぎさの通う中学に、東京から転校してきた自分のことを人魚と言い張る風変わりな少女。
    そんな藻屑に振り回されるなぎさだが、藻屑の秘密に触れていくにつれ親交を深めていく。
    だが、そんな二人に別れの時が迫っていた。

    感想:原作は未読ですが、と言うより恥ずかしながら桜庭一樹を読んだ事がありません。
    しかしながら、そんな私にも杉基イクラ桜庭一樹の持ち味を、うまく絵で表現しているんじゃないかなというのが伝わってくる作品です。楽しめました。
    物語はなぎさの視点から展開されています。家族と言う共通の問題を抱えたリアリストのなぎさと、ファンタジストの藻屑が友達になっていく過程や、場面ごとのなぎさの心理描写が素晴しかったです。
    このマンガは、主に友情を題材に描かれています。その一方で、社会問題である引きこもりやDVと言った要素を取り入れ、家族の在り方を描いた作品でもあります。
    乙一原作マンガとか小手川ゆあ作品が好きな人にオススメです。(こう言ったらネタバレしてるようなものかな?)
    現代劇ですが、どこか空想世界のような雰囲気が漂い、最後まで童話を読んでいるかのようでした。

    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更。
    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。