ウルフガイ 狼男を描いた名作小説の現代版アレンジ漫画。

    秋田書店コミックス
    01 /10 2014
    ウルフガイ 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

    タイトルウルフガイ
    出版社秋田書店
    原作平井和正(代表作:「ウルフガイ」、「死霊狩り」、「幻魔大戦」)
    脚本田畑由秋(代表作:「ウルフガイ」「コミックマスターJ」)
    作監余湖裕輝(代表作:「ウルフガイ」「コミックマスターJ」)
    作画泉谷あゆみ(代表作:「ウルフガイ」)
    ジャンル伝奇
    掲載誌ヤングチャンピオン
    全12巻。

    内容:市立博徳学園中学の美人教師・青鹿晶子は居酒屋から酔っ払って1人で帰ろうとしていたところ、1人の少年とぶつかってしまう。
    酒の勢いで、少年に絡み夜遊びを咎める青鹿。しかし、そこに不良グループが現れ、少年は襲撃されてしまう。
    あまりの事態に、青鹿はショックで気絶するが、目を覚ました時、不良グループは壊滅しており、少年は姿を消していた。

    翌日、学校に出勤すると、そこにあの少年が現れ…。

    感想:狼の誇り高さを持った青年・犬神明と、そんな犬神と接触を持つ事となった青鹿晶子、犬神の人外の力に魅せられた羽黒獰の物語です。

    作中で描かれる犬神明は、一匹狼としての気高さの中に生きています。
    その対照の存在が、多くの人間を従える羽黒獰なのですが、そんな2人の争いを通じて、“人間”について描かれたのがこの「ウルフガイ」です。

    終始、先が気になる展開で、ミステリー・サスペンス要素たっぷりに魅せてくれる漫画でした。
    個性的な登場人物をうまく動かし、伝奇的内容でありながら、暴力とエクスタシー、そしてサイコ・サスペンスな要素を見事に組み合わせた作品に仕上がっています。
    読み終わったあと、「この登場人物たちなら、これ以外の展開は考えられない」と素直に思えるほどに仕上がってました。

    また、最後が続編を匂わせたまま終わっているため、できれば続きが読みたい作品です。

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    無様な愚か者

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