三匹のおっさん おっさん?還暦超えてんだから、じいさんの間違いだろ?

    文藝春秋ノベル
    10 /24 2013
    三匹のおっさん (文春文庫)

    タイトル三匹のおっさん
    出版社文藝春秋
    著者有川浩(代表作:「図書館戦争」、「阪急電車」、「シアター!」)
    イラスト須藤真澄
    ジャンルおっさん世直し

    内容:3月に60歳の誕生日を迎え、地元ゼネコンを定年退職し系列会社の経営するアミューズメントパークに経理担当の嘱託として再就職することとなった剣道の達人・清田清一(キヨ)は、社会的に「おじいちゃん」の範疇に入れられることに違和感を感じていた。

    そんな誕生日、祝いの席となるはずの夕飯の席で還暦セットを無理やり着せられた挙句、息子夫婦の「弟子がいなくなった剣道場を潰し、ピアノ教室に」という発言が元で、妻と息子夫婦が口論を始めるというさんざんな目にあい、キヨは、家を飛び出し子供の頃からの腐れ縁でかつて「三匹の悪ガキ」と呼ばれていた仲間の柔道家・立花重雄(シゲ)と工場経営者・有村則夫(ノリ)と酒を酌み交わすことに。

    翌朝、キヨを訪ねてきたシゲの提案により「三匹の悪ガキ」のなれの果てである「三匹のおっさん」は、私設自警団を立ち上げ町内をパトロールすることにした。
    初仕事で引ったくりをつかまえたキヨたちは、名乗らない善意の人として新聞記事にもなり、ひそかに快哉を叫ぶ。

    こうして、気を良くした「三匹のおっさん」は、ますます自警団活動に励みだして…・

    感想:イラストみてもらったら、分かるとおり、おっさんがメインです。が、キヨの孫・健児や、ノリの子供・早苗など若者も出てきます。
    ストーリーとしては、「水戸黄門」のように、悪事を暴き、おっさん達、三匹が成敗!という流れです。
    すごく格好つけたおっさん達がとにかく、「自分達はまだ若い!」という事をまわりに証明するついでに、手の届く範囲内で世直しをしていきます。
    その過程で、キヨは孫との関係が改善されたりもしていきます。
    この小説のおもしろいところは、そんなおっさん達がハッスルするところにあるのですが、対象年齢層は、はっきり言っておっさん達と同世代の人達だと思います。
    誰が読んでもおっさん達のその年齢のわりには、妙な活躍ぶりに違和感を感じると思いますが、だからこそ、痛快娯楽小説として、合格と言っていい作品ではないかと感じました。

    ただ、続編を読みたいと思うほど面白いと感じることはありませんでした。
    どうにもコレを読むにはまだ私は若すぎたようです。
    おっさん達に共感できそうな年齢になったらまた読み直してみたいと思います。

    追記:続編「三匹のおっさん ふたたび」があります。

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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
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