きみとぼくの壊れた世界 病院坂黒猫、不吉な名前の保健室の住人。

    講談社ノベル
    08 /27 2013
    きみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス)

    タイトルきみとぼくの壊れた世界
    出版社講談社
    レーベル講談社ノベルス
    著者西尾維新
    イラストTAGRO
    掲載誌メフィスト
    ジャンルミステリー

    内容:櫃内様刻は、妹である櫃内夜月を溺愛している高校生。
    ある日、様刻は、夜月にちょっかいをかけた彼女のクラスメイト・数沢六人に今まで妹にちょっかいをだしてきた数多の奴らと変わらず数沢にもいつも通り制裁を加える。
    しかしその翌日、その数沢が校舎内で密室殺人事件の死体となって発見された。様刻は保健室の住人・病院坂黒猫につき合わされ、事件の解明に乗り出すのだが…。
    その事件は様刻だけではなく、友人である迎槻箱彦と琴原りりすをも巻き込み、彼らの世界は決定的にひびわれていく……。

    感想:黄金時代の西尾維新作品です。普通に面白いのはもちろん、キャラクターがドイツもコイツもいい感じに壊れています。一番まともに思えていた迎槻箱彦ですら、まさかのどんでん返しがありました。タイトルに偽りなしです。
    密室殺人事件そのものよりも、誰がどのように壊れているかを推理するのが楽しい小説だと思います。
    「もんだい編」と「探偵編」、「かいけつ編」の三部構成ですが、「もんだい編」は、出題(事件)そのものよりも櫃内兄妹の関係のほうが“もんだい”で「おいおい」と思っていたら、「探偵編」はわりかし普通の謎解きでした。そして意外なことに「かいけつ編」が一番壊れてました。

    このシリーズ、他の既刊3刊全て読んでいますが、登場人物の異常性が他のシリーズ作品よりも一段上のため、この「きみとぼくの壊れた世界」が一番おもしろいです。

    お気に入りのキャラクターはもちろん病院坂黒猫と、色んな事が取り返しがつかない事態になっていることに中々気付かない櫃内様刻です。

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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
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