MAMA ガーダルシアの人喰いと呼ばれる魔物を子供にした、とある母親の物語

    アスキー・メディアワークスノベル
    08 /06 2012
    MAMA (電撃文庫)


      いいかい?
      神殿の奥に迷い込むことがあればね。
      両の耳をしっかり塞いでおかねばならないよ。
      もしも、もしもね、声が聞こえても。
      耳を持たないふりをして、じっと黙ってやりすごすんだ。
      もしも声に応えてしまったら。
      <ガーダルシアの人喰い>に、きっと食べられてしまうんだからね。




    タイトルMAMA
    出版社アスキー・メディアワークス
    レーベル電撃文庫
    原作紅玉いづき(代表作:ミミズクと夜の王MAMA雪蟷螂
    イラストカラス
    ジャンルファンタジー

    内容:海沿いの王国ガーダルシア。トトと呼ばれる少女は、確かな魔力を持つ魔術師の血筋サルバドールに生まれたが、生まれつき魔術の才には恵まれなかった。ある日トトは、神殿の書庫の奥に迷い込み、誰かに呼ばれたように感じ、さらに奥へと行くと、数百年前に封印されたという人喰いの魔物が眠っている扉へと辿り着く。トトは魔物の自分を使い魔にしないかという誘いにのり、魔物を封印から解き放つ。トトは代償に片耳を失うが、代わりに強い魔力を手に入れる事となった。これは、孤独な”人喰い”の魔物と、彼のママになろうとした少女の、儚くも愛しい歪んだ愛の物語。

    感想:「ミミズクと夜の王」と同じ世界、同じ時間軸の物語になっており聖騎士アン・デュークがゲスト出演している。
    少女と”人喰い”。愛情を欠いたモノ同士がなんとか家族になろうと歪ながらも少しずつ関係を築いていくところが、見どころ。彼女らの結末は悲しいモノとなりますが、しかしそんな中に救いが生まれます。
    是非ご一読ください。

    (追記)
    関連作品として「ミミズクと夜の王」「MAMA」「雪蟷螂」が刊行されています。
    ミミズクと夜の王」記事はこちら
    MAMA」記事はこちら
    雪蟷螂」記事はこちら
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    無様な愚か者

    プロフィール画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

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    趣味と株に時間を取られて更新滞りまくりだったため、2019年を目前に備忘録+レビューに掲載内容を変更。

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