エスペリダス・オード THE ODE TO THE ESPERIDES 竜と人、そして詩の物語。

    一迅社コミックス
    05 /27 2013
    エスペリダス・オード 1 (1) (IDコミックス REXコミックス)

    タイトルエスペリダス・オード
    出版社一迅社
    著者堤抄子(代表作:「聖戦記エルナサーガ」、「エスペリダス・オード」)
    ジャンルファンタジー
    掲載誌:Comic REX
    全5巻。

    内容:楽士の唄う最上の叙事詩『エスペリダス・オード』――その唄はエスペリダス大陸に巣食う魔族(アリア族)を滅ぼした退魔大戦の伝説。
    勇者アースィファ、賢者スハイル、魔詠歌手ハマーマ、剣士アクベンス、竜人ラスタバンという5人の英雄によって魔族は滅び、魔族の力の源である二つの剣“天雷剣”“地轟剣”、三つの呪歌(のとうた)を人間たちは5匹の竜達に守護してもらう契約することによって、平和を取り戻す。
    そしてそれから、数十年後。
    魔族は人間たちに迫害され人間社会の最下層においやられていた。
    そんな彼らの前に現れたのは、守護竜バルクから“天雷剣”を奪い、アリアの王胤を持つエルハイア。彼の目的はアリア族の再興。
    エルハイアの出現により再び魔族の脅威を感じた人間たちはかつての英雄の一人にして、かつて“天雷剣”に選ばれた勇者アースィファに期待を寄せるが、アースィファは力を失っていた。
    しかし、その息子・アルドは、“地轟剣”を引き抜き、アースィファの意思とは無関係に次の英雄として担ぎ上げられてしまう。
    だが、それは、かつて友であった者同士が争い合うことを意味していた…。

    感想王道です。世界観も作りこまれているため、すんなりストーリーに入り込めます。
    ただし、途中から読み始めるとアリア族と人間の違いが外見からは、よくわからないため人間にしか見えない魔族がなぜ迫害されており、魔族と呼ばれているのかがわからず、若干混乱してしまいます。
    ズバリ違いは“体のどこかに特徴的なアザ”を持つか持たないかだけです。
    そして、エルハイアの王胤とはこのアザの形の事を言います。
    アルドとエルハイアがどうなっていくのか? 人間と魔族の行き末がこの物語の主軸ですが、かつての勇者アースィファのその存在とそのドラマこそが、この物語をより引き立ててくれています。
    主役はアルドですが、その親であるアースィファとエルハイアの方が目立っているように感じます。

    残念ながら人気が無かったとは思えないのですが、明らかに物語途中で「第一部完」となって終わってしまっています。第二部の連載は今のところ未定のようです。いつの日にか復活する日が来ると思いたいですが…。

    価値ある面白さがありますので、未読の方は機会があったら手にとってみてください。

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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更。
    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。