働きマン 「私は仕事したって思って死にたい」

    講談社コミックス
    03 /02 2013
    働きマン(1) (モーニングKC (999))





     「28歳独身、松方弘子
     本気のスペシウム光線!!」




    タイトル働きマン
    出版社講談社
    著者安野モヨコ(代表作:「ハッピーマニア」、「シュガシュガルーン」、「働きマン」)
    ジャンル仕事
    掲載誌モーニング
    1巻以下続刊。

    内容:28歳、独身の松方弘子は、週刊『JIDAI』編集部の女性編集者。
    しかしその正体は、寝食を忘れ、恋人との逢瀬もままならず、ジレンマに悩み、誰かとぶつかり…それでも「いい仕事をした」という充足感を得るためさ迷う仕事人。
    職場で、取材で、彼女は編集長・上司・同僚たちと一緒に右往左往しながらも良い雑誌を作るために日夜奮闘し続ける彼女を人は「働きマン」と呼ぶ!!

    感想:編集者はよく激務であるというが、それは別の業界でも言えることです。
    私が3K業界と呼ばれる建築業界で電気工事監督業をしていた頃は、まともな休日は日曜か盆休み、正月休みだけだったし、平日も平均残業時間は4~5時間が当たり前でした。
    それでも、あの頃は面白かったです。なぜかって?忙しいのがデフォルトであったため「今、働いてる。頑張ってる」という充足感が高く、なおかつ多くの人と同じ苦労をして一つのモノを作ると言う連帯感があったからです。建築業界の景気の悪化で年収が下がり始め、働き=報酬が満たされないと感じてしまい、4年目半ばで辞職してしまいました。プライベートの時間が中々取れない仕事でストレスも溜まり易かったですが、持ってる能力を常にフル活用する楽しさがあったため今でもたまに、「またやりたいな~」と思います。

    前置きが長すぎましたが、つまり何が言いたいかというと、この漫画はそんな風に別の職業にも当てはめる事ができるという事です。
    この漫画が言いたいことはたった一つでしょう。
    志した道なら、がむしゃらにやれ!
    そうでなかったとしても一生懸命やれば仕事は楽しくなる!
    どんな仕事でも誇りを持って一生懸命頑張ろう!

    つまりそういう事だと思います。
    松方弘子は、ある意味でON/OFFが非常に上手く、案件が動き出すとその仕事だけに集中します。その集中力分けてもらいたいものです。働く女性の魅力を描いた漫画のまさしく代表作。
    ストーリーと言うほどのストーリーはなく、案件が発生→手段を考案→実行の繰り返しで構成されてます。
    そう!まさに現実の仕事と同じです。
    学生のうちに読むより、社会人になってから読んだ方がタメになるマンガです。自分の職種に当てはめれば、実際の仕事に使えるようなエピソードも少なからずあるため勉強にもなります。

    ここからまた余談。
    「仕事が面白くない」…最近良く問題になる若い世代の離職率の高さの大きな原因の一つ。果たして彼らは面白くする努力をしたのでしょうか?
    ぜひともこのマンガを読んで考えてみて欲しいです。
    最初から面白い仕事なんてまずありません。仕事とは、大多数の人にとって嫌な事をする事からこそ、報酬がもらえるものです。それをいかに面白いとおもえるものにするかは自分次第じゃないでしょうか?

    もう一つ良く上がる理由が人間関係ですが、こちらは単にコミュニケーション不足で居場所が作れなかったのではないかと思います。
    もちろん、誰もがギスギスしているような嫌な人間関係しかないような職場や、会社・社長に洗脳されているんじゃないかというような異様な職場(←これは実際に体験し、あまりにも気持ち悪かったため試用期間中に辞表を提出しました。今では良い笑い話です。)
    たとえどうしても仕事上での人間関係が上手くいかなくとも、頑張っていればおのずと居場所は作られるものだと思います。なんにせよ、仕事を覚えるまで、打ち解けるまでの多少の我慢は必要ですが…。

    この漫画の松方弘子になる必要はないと思いますが、新人編集者の田中邦夫のような図太さや、渚マユのような前向きさを見習うのもいいでのはないかと思います。

    以上、偉そうな事言ってすみません。不愉快になった人がいたらごめんなさい。

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    コメント

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    仕事関係の題材マンガって・・・

    建築業界におられたのですか・・。自分も現在は住宅業界で毎日忙しく時間がつくれていませんが(現場監督時代の方がもっと忙しかったですが)

    居場所を作るとか、仕事を面白くするとか、もうその通りだと思います。まだ社会人3年目のひよっこですが、会社の組織の中で、「自分に何ができて」「自分に何が求められていて」「自分は何をやっていくか」などなど、ようやく周りが見えてきて、日々充実してきたように思ってます。

    あ・・・全然マンガの話から反れてますがw、働きマンもすべては読んでませんが、ああいう「仕事関係」の題材のマンガって、ほとんど読んだ事がないなぁと今気付きました。おそらく個人的にマンガには求めていない題材なのかもしれません。今度は仕事関連ジャンルのマンガにも手を出して行こうと思います♪

    Re: 仕事関係の題材マンガって・・・

    > あ・・・全然マンガの話から反れてますがw、働きマンもすべては読んでませんが、ああいう「仕事関係」の題材のマンガって、ほとんど読んだ事がないなぁと今気付きました。おそらく個人的にマンガには求めていない題材なのかもしれません。今度は仕事関連ジャンルのマンガにも手を出して行こうと思います♪

    「島耕作」シリーズは、仕事漫画の皮を被ったジゴロ漫画で、「サラリーマン金太郎」は、何か現実とスケールが違いすぎる感じがします。でも、読んでみると面白いですよ♪

    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更。
    レビューはコアな内容でも気にせず趣味に走って掲載する方針です。