DRUGーON ドラゴン 斎藤岬が送る“望みが叶う島”を守るテイカーとその従者の秘話

    幻冬舎コミックス
    12 /03 2012
    DRUGーON 1 (バーズコミックス)

    タイトルDRUGーON ドラゴン
    出版社幻冬舎
    著者斎藤岬(代表作:「DRUGーON ドラゴン」「外つ神」)
    ジャンルSFファンタジー
    掲載誌コミックバーズ
    全5巻。

    内容:どんな望みも叶えることのできる神の力を持つ泉があると伝えられる島。
    立ち入り禁止とされているその島に渡ろうとした少年少女らは、その島に続く道があるという城に立ち入ろうとしてそこの住人だという男女に見咎められるが、女の子のほうは彼らを手引きし、その島に誘導する。
    しかし、その水には合う合わないがあり、体に合わない人間はモンスター化するという伝わっていない真実があった。

    その事実を知らずに、のぞみを叶えようと訪れる人間たちを追い払うのが、人とは成長も違う、人外のものである城にいた男女の役目。
    彼らは、異形と化した人を倒し、望みが叶うという島を守る「狩る者」テイカーだった。

    感想:最初、コミックバーズはこの作品を読んでいるだけでしたが、「DRUGーON ドラゴン」の連載途中で「ミミツキ」がはじまり、コミックバーズを「ミミツキ」目当てで読むようになるきっかけを作ってくれた思い出のマンガです。
    18世紀くらいのヨーロッパが舞台かな?と思って手に取ったんですが、現代劇でした。
    最初のうちは、あくまでエピソードメインで最初にどういった世界かという説明がなく、設定を小出しにされるので、読んでる側からして見たら「何の事?」という謎が散見されるんですが、物語が進むにつれ、自然と謎が解明されていきます。

    この徐々に設定を小出ししていくという流れは「DRUGーON ドラゴン」の次に、作者が手掛けた「外つ神」でも同じなので、おそらく斎藤岬はまず初めに世界設定を創造し、その設定をエピソード中に徐々に明かす事で、物語を“ただのお話”とせず、あくまで“その世界のある人物の日常や人生”をリアルとして書くタイプの作家だと思います。
    だというのに、このマンガはラストが煮え切りません。なんでこんな終わり方なんだろう?と思って、作者HPに行ってみたら続き予定ありとなっていました。

    というより、いろんな作品が完結となってはいますが続き予定ありとなっていました。……え?続きがあるの?というか本当にその機会は巡ってくるんでしょうか?
    どうやら、話が一段落したら、次の作品に手を付けるタイプの作家さんでもあるようです。
    ラストは「しっかり終わってほしい!」という人には、見極めが必須な作者さんですね。

    なんだか、斎藤岬の分析メインになってしまった気がしますけど「DRUGーON ドラゴン」は、上記のような構成で作られた作品ですので、ミステリーとかサスペンスが好きな人にオススメです。

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    無様な愚か者

    画像は英雄伝説 零の軌跡に登場する御方。

    私は1984年生まれで福岡出身福岡在住です。
    趣味と株に時間を取られ更新滞っていたため、投資録+レビューに掲載内容を変更。
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