GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール) 少女の未来に希望はあるのか?

    アスキー・メディアワークスコミックス
    10 /10 2012
    GUNSLINGER GIRL 1 (電撃コミックス)  「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」

    タイトルGUNSLINGER GIRL
    出版社アスキー・メディアワークス
    著者相田裕(代表作:「GUNSLINGER GIRL」)
    ジャンルガンアクション
    掲載誌月刊コミック電撃大王
    全15巻。

    内容:イタリアでは、地域間対立や思想対立を抱え、テロや暗殺などの暴力活動が絶えなかった。
    イタリア政府・首相府は、障害者への様々な支援を行う組織として公益法人「社会福祉公社」を設立する。しかしその実態は、身体に障害を持った少女たちを集め、身体の改造と洗脳を行い、反政府組織に対する暗殺をはじめとした超法規的活動を行わせる対テロ組織だった。
    少女たちは、「義体」と呼ばれる強靭な肉体と健康を手に入れる代わりに、“人体改造された子供の殺し屋”として時に危険すら顧みられることなく銃を手に戦う運命を背負わされた。
    この物語は対テロ機関「社会福祉公社」に所属する「義体」の少女とその担当官達の絆の物語である。

    感想:ある意味「攻殻機動隊」を彷彿とさせる作品。「攻殻機動隊」が好きな人はハマると思います。
    物語は「社会福祉公社」側だけでなく、敵対組織であるテログループ「五共和国派(パダーニャ)」をはじめ、様々な立場の人物達の視点も描かれている。
    テロ組織がなぜ、テロを行うのかが、作中でも明記されており、単なる正義と悪の対立ではなく、人と人の争いが描かれているところに好感が持てました。
    お気に入りキャラは「社会福祉公社」では、恐らく実質最強の実力を持った「義体である」トリエラ。そして「義体」の悲しみや幸福、そのすべてを体現していたと言っていいクラエス
    「五共和国派」では、作中に登場した唯一の少年殺し屋で、「義体」であるトリエラと互角の死闘を演じたピノッキオ。彼の登場は物語をさらに奥深いものとする契機でした。そしてフリーの活動家であるフランカフランコの二人の優しい爆弾魔です。
    ストーリーのラストは、「義体」の担当官であるジャンジョゼが「社会福祉公社」に入るきっかけとなった「クローチェ事件」の主犯にして復讐相手。最重要テロリストジャコモ=ダンテ率いるテロリスト集団と、「社会福祉公社」の全面対決が描かれています。
    10年に及んだ連載。その長い物語の結末は決してハッピーエンドではありませんが、救いも希望もないものという訳ではありません。
    興味をもたれた方は是非、ご自身の目でその結末をご覧になってください。


    この作品を読み終わった後、あなたの胸に残ったのは悲しみですか?それとも希望ですか?

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    無様な愚か者

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    ブログURL通り「死ぬまで負けてない」の精神で挑んでます。
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