ちょっとした事柄に一々白黒つけたがる思考を、白黒思考(誤った二分法,誤ったジレンマ)と言うそうです。
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ちょっとした会話の中で意見が対立したとき、白か黒(どちらが正しい)か?をはっきりさせたがる人って居ますよね。
確かに「仕事」や「人生」、「命に関わること」など白黒はっきりさせなきゃいけない事も、もちろんあります。
今回取り上げるのは、どうでもいい話や、どちらでもいい話(例:特にその場で、明確に白黒つける必要性のない話をしていて、なんとなく意見が二つに分かれ、議論になった時)にまで白黒つけたがる人のことです。
こういう人達が、どういう心理なのか理解に苦しみ、検索していたらwikipediaに下記の記載がありました。
タイトル:誤った二分法
誤った二分法あるいは誤ったジレンマは非論理的誤謬の一種であり、実際には他にも選択肢があるのに、二つの選択肢だけしか考慮しない状況を指す。
密接に関連する概念として、ある範囲の選択肢があるのにそのうちの両極端しか考えないという場合もあり、これを白黒思考 (black-and-white thinking) などと呼ぶ。
2つより多い選択肢の一覧が示され、その一覧以外の選択肢が存在するのに考慮しない場合、これを誤った選択の誤謬 (fallacy of false choice) または網羅的仮説の誤謬 (fallacy of exhaustive hypotheses) と呼ぶ。
誤った二分法は、特に選択を相手に強いるような状況で生じる(「お前が俺たちの仲間にならないなら、お前は敵だ」)。また、希望的観測や単なる無知によって選択肢を網羅できないために発生することもあり、詭弁とは限らない(「友達だと思っていたのに、昨日の晩はみんな来てくれたのに、お前だけ来なかった」)。
2つの選択肢が提示されたとき、それらは様々な選択肢の両極端であることが多い(常にそうとは限らない)。これは、選択肢が相互に相容れないものだという印象を与え(本当はそうではないかもしれない)、より大きな主張を信じさせる効果をもたらす。さらに選択肢は網羅的であるかのように提示されるが、他の可能性を考えたり、ファジィ論理のように可能性のスペクトル全体を考慮することで、誤謬だと指摘できるか、少なくとも効果を弱めることができる。
いかがですか?
例として上げてある「お前が俺たちの仲間にならないなら、お前は敵だ」、友達だと思っていたのに、昨日の晩はみんな来てくれたのに、お前だけ来なかった」。
は、さすがに被害妄想の類だと思いますが…。
実際、今回の記事に相応しい例に挙げるとしたら、
「朝はパンを食べるのが当然だ!」という意見と「朝は白飯を食べるべきだ!」という意見の対立(これも極端な例ですが、人それぞれなのでどちらでもいい話ですし、「朝は食べない」「そ日の気分次第」という第三の選択肢もありですよね?)や、
雑談の中で「エイブラハム・リンカーンって14代目のアメリカ大統領だったよね?」と言うような話になったときに「は?17代目だろ?」というような意見の対立(すぐにはっきりさせなくてもいいし、どうしても答えを知りたければ調べればいい上に、例えどちらかが間違っていたとしても特に困らない話。) ※ちなみに正解は16代大統領。
と言ったところでしょうか?
もちろん、コレがすべて正しいと限りませんが、数ある答えの一つとしては「なるほど」と納得いきませんか?
誰だって多かれ、少なかれこういう思考に陥る事あると思います。もちろん私だってあります。
長くなりましたが、結局、何が言いたいかと言いますと、白か黒かを明確にする必要がない事柄に関しては、少なくとも灰色も許容できる柔らかさを持ち、その時々のTPOを考えた上で、白か黒かだけでなく灰色も選べる楽しさを持った人間になりたいですね♪と言うこと。
確かに「仕事」や「人生」、「命に関わること」など白黒はっきりさせなきゃいけない事も、もちろんあります。
今回取り上げるのは、どうでもいい話や、どちらでもいい話(例:特にその場で、明確に白黒つける必要性のない話をしていて、なんとなく意見が二つに分かれ、議論になった時)にまで白黒つけたがる人のことです。
こういう人達が、どういう心理なのか理解に苦しみ、検索していたらwikipediaに下記の記載がありました。
タイトル:誤った二分法
誤った二分法あるいは誤ったジレンマは非論理的誤謬の一種であり、実際には他にも選択肢があるのに、二つの選択肢だけしか考慮しない状況を指す。
密接に関連する概念として、ある範囲の選択肢があるのにそのうちの両極端しか考えないという場合もあり、これを白黒思考 (black-and-white thinking) などと呼ぶ。
2つより多い選択肢の一覧が示され、その一覧以外の選択肢が存在するのに考慮しない場合、これを誤った選択の誤謬 (fallacy of false choice) または網羅的仮説の誤謬 (fallacy of exhaustive hypotheses) と呼ぶ。
誤った二分法は、特に選択を相手に強いるような状況で生じる(「お前が俺たちの仲間にならないなら、お前は敵だ」)。また、希望的観測や単なる無知によって選択肢を網羅できないために発生することもあり、詭弁とは限らない(「友達だと思っていたのに、昨日の晩はみんな来てくれたのに、お前だけ来なかった」)。
2つの選択肢が提示されたとき、それらは様々な選択肢の両極端であることが多い(常にそうとは限らない)。これは、選択肢が相互に相容れないものだという印象を与え(本当はそうではないかもしれない)、より大きな主張を信じさせる効果をもたらす。さらに選択肢は網羅的であるかのように提示されるが、他の可能性を考えたり、ファジィ論理のように可能性のスペクトル全体を考慮することで、誤謬だと指摘できるか、少なくとも効果を弱めることができる。
いかがですか?
例として上げてある「お前が俺たちの仲間にならないなら、お前は敵だ」、友達だと思っていたのに、昨日の晩はみんな来てくれたのに、お前だけ来なかった」。
は、さすがに被害妄想の類だと思いますが…。
実際、今回の記事に相応しい例に挙げるとしたら、
「朝はパンを食べるのが当然だ!」という意見と「朝は白飯を食べるべきだ!」という意見の対立(これも極端な例ですが、人それぞれなのでどちらでもいい話ですし、「朝は食べない」「そ日の気分次第」という第三の選択肢もありですよね?)や、
雑談の中で「エイブラハム・リンカーンって14代目のアメリカ大統領だったよね?」と言うような話になったときに「は?17代目だろ?」というような意見の対立(すぐにはっきりさせなくてもいいし、どうしても答えを知りたければ調べればいい上に、例えどちらかが間違っていたとしても特に困らない話。) ※ちなみに正解は16代大統領。
と言ったところでしょうか?
もちろん、コレがすべて正しいと限りませんが、数ある答えの一つとしては「なるほど」と納得いきませんか?
誰だって多かれ、少なかれこういう思考に陥る事あると思います。もちろん私だってあります。
長くなりましたが、結局、何が言いたいかと言いますと、白か黒かを明確にする必要がない事柄に関しては、少なくとも灰色も許容できる柔らかさを持ち、その時々のTPOを考えた上で、白か黒かだけでなく灰色も選べる楽しさを持った人間になりたいですね♪と言うこと。
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コメント
珍しい!
こういう記事は珍しいですね!!
未分類ですし、私の知る限りおもしろマンガアニメゲーム映画情報サイトさんでは初めて、ですかね?
>誤った二分法
ふだんはそうじゃなくても、突然白黒つけたがる人っていますよね
急に比べてきて「俺の方がすごい」とか(笑)
そういうときはサラっと譲ってますけど、思い返すと自分もそういうことやって譲ってもらってるんでなんともいえないッスなー。
でも本当に譲れない事があって言ってる場合もあるから気をつけないといけませんよね。
意図せず相手のトラウマを刺激してしまったと、あとから気付いたときなんて最悪です。
こっちが白黒をつける必要がないと思っている事柄でも、相手はそう思ってないなんてザラですからね。そういう擦れ違いは避けたいところです。
人間関係って大変ですわ。
だから面白いって部分もありますけど(笑)
2013-07-18 01:28 ハマの三文芝居 URL 編集
Re: 珍しい!
>こういう記事は珍しいですね!!
本当は立ち上げ当初から、こういう雑談?とかもたまには書こうと思ってたんです(笑)
> >誤った二分法
> ふだんはそうじゃなくても、突然白黒つけたがる人っていますよね
> 急に比べてきて「俺の方がすごい」とか(笑)
> そういうときはサラっと譲ってますけど、思い返すと自分もそういうことやって譲ってもらってるんでなんともいえないッスなー。
たしかに「俺の方がすごい」と、「自身の正義」を掲げて来る人っていますよね~。
自ら譲ることの出来る人は大人だと思います。
逆に譲られている事に気づかず、「なんで議論から逃げるの?」とか「ほら、俺のほうが正しかっただろ?」と言うような人は、譲ってくれた人や、その様子を見守っていた第三者に「余程の負けず嫌い」、「子供だ」などと思われてしまうと思います。
「俺の方がすごい」は、まさに周囲から良くて「負けず嫌い」悪くて「子供だ」と評価されているタイプに多いと思います。
> でも本当に譲れない事があって言ってる場合もあるから気をつけないといけませんよね。
> 意図せず相手のトラウマを刺激してしまったと、あとから気付いたときなんて最悪です。
> こっちが白黒をつける必要がないと思っている事柄でも、相手はそう思ってないなんてザラですからね。そういう擦れ違いは避けたいところです。
おっしゃるとおりですね。
トラウマとは違いますけど、好みの話題や、アイドル関係の話題(笑)とか、下手に対立意見を言うと相手を怒らせたり、下手すれば傷つけてしまいますし…擦れ違いは避けたいですね~。
もちろん言い方による部分も大きいですが(笑)
2013-07-18 23:08 無様な愚か者 URL 編集